🗓 2024年05月25日
当会名誉顧問の奥野善彦先生の弁護士事務所の創立100周年記念パーティ―に招待されたので参加してきました。先生の御尊父奥野彦六さんが東大教授を退官されて弁護士事務所を開所して100年。彦六様は東京弁護士会長も勤められました。
今回初めて女性の日弁連会長に就任した渕上 玲子(ふちがみ れいこ、1954年8月 – )氏が挨拶された。NHK大河ドラマで女子初の女性弁護士三淵嘉子が会津に関係あると話題になったのだが。女性初にまた出くわした感じになった。渕上 氏は長崎県・一橋大学出身であるが「ふち」で共通する。世の中は不思議なものだ。加えて同じテーブルに会津坂下町の方がいた。三淵嘉子が疎開した町だ。
奥野総合法律事務所100年記念誌を頂いたが奥野先生の企業再生のプランは地域愛・従業員の生活の安定に寄与することが貫かれている。日本リースの大型案件は新聞にも大きく取り上げられた。30人以上弁護士を抱える大型弁護士事務所であるが、次の100年も名前を変えず存続するのであろう。奥野先生のファンである私は後継者が決して横文字の社名になどしないことを祈っている。奥野善彦先生の魂は永遠に残してほしいと切に思う。今回先生は後継者の名前を明確にした。
付則:式典に先立ち日本フィルの4重奏があったがとても素晴らしかった。近くで彼らの演奏があったら是非聞きに言って欲しい。チケットを購入することが芸術を守ることなのだと一人一人が考えればいい国が作れる。
芸術にお金を使わない国民になればその国の文化・精神も滅びる。
(文責:岩澤信千代)