🗓 2019年11月17日

Y君とK君の訂正

 
前稿「阪神タイガースと広島カープ」を読んだY君から強い抗議があった。
 「お前の実家の蔵で放尿はしていない。したのはKだ。包丁を持ちだして追っかけたのはKだ。俺が口下手なのは認めるけども、俺はそういう野蛮なことはしない。」そう言われてみれば私の記憶違いかなとも思えてくる。
 実はK君にもHPの存在をSMSで伝えた。今、四国巡礼の最中だそうで、帰ったら見るとの返信があったので、彼はまだ私の文章を読んでいない。

12月1日(毎年12月第一日曜日)は恒例の大学ラグビーの「早明戦」でK君に会うので確認するが、今のところ真偽不明なので悪事を働いたのはY君でなくK君かもしれないとしておこう。放尿の証拠写真は探し出すのに1週間以上はかかるだろうから、今の状況からすると物理的に難しい。

Y君はすぐに訂正しろと強硬である。「K、Y表記で個人は特定できないからいいだろう」と言っても、彼はこういうことでは絶対譲らないのを私は知っている。
 名誉を大事にする人だから。それでこの文を書いた。

名誉を大事にするY君と電話でやり取りしていると四国巡礼をしているK君から以下のショートメールが届いた。

「昨夜、この件でY君より入電あり。口ではKが勝つ。その通り。知能が違う。Yが包丁を持ち出す。否。Kの誤りなり。Yにその度胸なし。Yが蔵の2階で小便。Kなり。Yのイチモツ我に大きく劣る。」

とあっさり犯行を認めるものであった。私が結婚したのは25歳の時であるから約40年間悪事を働いたのはY君だと思っていた。真の犯人はKであった。

京都大学の文学部を第一志望としていただけあって、文章には味わい深いものがあるので下品な部分もあるが、彼の文学的な才能には一目置いているのであえて掲載した。

いずれにしても正直な二人の友を持った私は幸せ者だ。直接、納得できないことは真偽をただすY君の姿勢も相変わらず学生時代のままだ。

(文責:岩澤信千代)