🗓 2020年01月17日
改築された国立競技場へ行ってきました。1月11日大学ラグビー決勝戦を見てきました。決勝戦は毎年1月の第2土曜日と決まっています。これも12月第1日曜日に行われる関東大学対抗戦ラグビーの決勝戦にいつものメンバー4人が反省会(我々は選手でないのであまり意味がないのであるが)をしているときに決めておいたことです。その日、母校早稲田は明治に完敗し、1月の決勝戦は予選トーナメントで天理大学に敗れ、決勝戦に進出することは絶望的だろうというのが4人の一致した見方であった。対明治では小結が横綱と戦うのと同じくらいに力の差があると考えたからだ。
ところが、1月2日の準決勝で天理大学を破って決勝戦に進んだ。年末の話で母校が決勝戦に進めなくても、オリンピックの前に新しい国立競技場を見たいからということで決勝戦のチケットは品川君に頼んでおいた。それが思わぬ誤算で決勝戦進出なおかつ優勝までしてしまったのだから後輩に感謝してもしきれない。(我々は、ただ酒を飲んで応援するだけだが)
表彰式が済んでも早稲田ファンは帰ろうとしない。大学日本一になった時しか歌えないラグビー部歌「荒ぶる」が競技場にこだまするのを知っているからだ。
前半早稲田は速いタックルで相手にトライを与えず31対0であった。昨年のリーグ戦の戦いからかなり進化しワンチームとなっていた。それでも伝統の一戦である。後半は明治が猛然と襲い掛かりワントライで逆転まで迫った。不安が頭をよぎった時に追加のトライで点差を引き離し、終わってみれば45対35で勝っていた。さすが明治ラグビーである。
競技場を出てからさてどこに飲みに行こうということになるのだが、猪川君が「11年ぶりに日本一になったのだから神田のアンコウ鍋を食いに行こう。」というのでわれわれに異論はなく勝利の美酒に酔いしれたのである。今回いつも参加する栗山君が趣味の「篠笛」の練習日だのことでラグビー観戦は欠席であった。
優勝を見ることができず地団駄を踏んでいる栗山君の姿が目に浮かぶ。
(文責:岩澤信千代)