🗓 2021年02月12日

11日のニュースで森会長が辞任を決意し、後任会長を川淵三郎にお願いしたところ、受諾した。」とのニュースが流れた。
 追い待てよ。失言して混乱させ、辞職を余儀なくされた人物が後継者を選ぶのはおかしいだろう。国内世論は納得しても、国際的な反応はどうなのだ。ましてや、年齢も83歳から84歳に逆戻りだ。
 川淵三郎は日本代表として東京オリンピック出場、対アルゼンチン戦でゴールを挙げ、JRリーグ初代チェアマンとして辣腕を振るい現在、評議員会議長、オリンピック村村長である。競技者としての実績もJリーグを無から有に築き上げた実績も申し分ない。
 ただ、オリパラの開催自体も危うい中でIOCのバッハ会長との連携など激務が予想される。森会長と同じく国家の為「老骨に鞭うって」の気概で承諾されたのであろう。
 ただ、私が心配するのは、海外で問題にしているのは「日本は女性差別の後進国である」との論調だ。
 海外の疑念を払拭するには、もう少し新鮮味のある人材のほうが良いのではないかと思うのである。

(文責:岩澤信千代)