🗓 2021年02月11日
高校生棋士藤井 聡太二段が聖火ランナーを辞退したという。辞退の理由は森会長の差別発言とは関係なく、沿道の混雑を回避する為とか言われているが、国民はタイミング的にそうは思わないだろう。
ここに森会長の進退窮まるである。妻や孫娘の擁護もほぼ水泡に帰した。
山下 泰裕JOC会長も「森会長の話が飛んで、諫める時期を逃してしまった。」と発言し、続投への希望は吹っ飛んでしまった発言に変更した。山下会長は森会長が将来の日本スポーツ界を託した人物である。 山下会長も擁護できない状況に追い込まれたと言うことだ。
人工透析を受けながら無報酬で尽力してきた森会長を私は評価していたのだが、ここにきて厳しくなったのを感じる。
組織委員会の定款では評議員・理事会の決議で会長を辞めさせることができるが、実はもう一つの方法がある。それは本人自身の「辞任」である。
明日になれば結論は判明するのであるが、深夜の飲食禁止、不要な外出の禁止など今国民は自粛を強いられている。
オリパラの観客入場料などが期待できない今となっては、大幅な赤字は避けられないであろう。税金の無駄遣いという結果になる可能性大である。
この騒動を教訓として人類の「明るい未来」が少しでも具現できることを望む。
(文責:岩澤信千代)