ここのところ、日本は森喜朗オリパ組織委会長のごたごた、菅首相の息子の接待疑惑などが続き、ニュースを見ても何の喜びもない日々であった。そんな中20日に行われた全豪オ―プンで米国のブレデイを破り優勝した。通常5時半の夕食もこのために30分早く食べ終わり、女房と私は臨戦態勢でテレビにかじりついた。2セット目一瞬ヒヤリとした場面もあったが、要所要所でサービスやリターンを決め危なげに勝った。4回戦は本当にヒヤリとしたが決勝戦は余裕をもってテレビ観戦できた。優勝のインタービューではチームを讃えていたが、本当に素晴らしい勝利を国民に届けてくれた。
　インタービューで答えていたが大阪なおみもオリンピックに出たいのだ。グランドスラムの賞金はけた違いに多いのだが、金メダルの重さは金銭だけで捉えられない重さがあることを大阪は知っているのだ。コロナ禍で準決勝までは無観客だったが、決勝戦は多くの観客が声援を飛ばしていた。橋本聖子新会長のもと感染対策を万全にして是非とも東京オリパを成功させて欲しい。大きな大会をオーストラリアは無事開催しているのだから見本になることは全て吸収し、日本で応用してほしいと願っている。

（文責：岩澤信千代）