🗓 2021年06月09日
オリパ開催まで50日を切っが、コロナ禍の中で日本国民の世論は開催に否定的な意見も多い。そんな中NHKの「時論公論」を見た。
人種・宗教・政治的な迫害により現在世界には8000万人の難民がいるという。その中で今回のオリパ選手団は11か国29人が参加するという。かなりの狭き門である。過去にはルーマニアに金メダルをもたらした体操のコマネチも、名投手スタルヒンも難民であり努力してその才能を開花させたという。
オリンピックの開会式でオリンピック旗を掲げ、ギリシャの次に入場行進をするという。ややもすると金銭的に膨大な金が動く商業的なイベントだと敬遠する人も多いが、このような意義があることも考えるべきだ。今聖火リレーは秋田県を走っているが、早くに父親を失いながら、育てくれた祖父に恩返しするために農業の後継者たらんとする青年も映し出されていた。数百年も続く酒蔵のオーナーも次の時代に向けて笑顔で走っていた。
オリパ開催にはいろんな批判があると思うが、やらないで悔いるより、やって結果を待つ方を選ぼうでないか。
日の丸の為に努力を続けてきた選手たちの活躍に素直に声援を送ろうではないか。 メダルが無くとも、またメダルの色が何色でも選手たちの汗と努力の結晶に勝るものはない。
(文責:岩澤信千代)
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