🗓 2021年10月04日

やはり河野太郎が石破氏を味方にしたのは「毒饅頭を食べる」という私の持論に間違いはなかった。石破派2人が離脱。瓦解寸前だという。問題なのはこれから石破氏が国会議員でいられるかどうかだ。地元民も「おらが村の総理」を期待していたのに裏切られた気持ちでいるだろう。石破が河野陣営に加わったおかげで国会議員の票は遠心力が働き岸田陣営に向かった。岸田勝利の最大の功労者は石破氏かもしれない。菅グループの存在感も発揮できなかった。ガースーの立ち位置はもうないのかもしれない。小泉 進次郎にも議員の人望が集まらないことが判明した。父親純一郎のおかげで国民人気は高いが同僚議員の中での人望は皆無に近いことが判明した。

小石河連合は二度と結成されないだろう。小泉進次郎も虚像がはがれた。祖父・父が首相である良血馬福田達夫は今後とも大政治家の道を歩むのだろうか。秋田から頑張ってきたガースーは田中角栄のようにはなれなかった。新潟県の西山町にある田中角栄の記念館に行ったことがあるが、彼の書は見事で書いてある中身にも意味が含まれていた。素養がにじみ出ていた。菅前首相は決定的にボキャブラリーが欠如していた。ドイツではメルケルの後継者が災害地訪問で大笑いして顰蹙を買い、首位の得票を得られず、メルケル人気を帳消しにした愚かな党首もいた。

今回の内閣人事は先が読めない。身辺調査はしたのだろうが、愚かな大臣が出てこないことを祈る。安倍政権末期には大臣の辞職連発であった。パンツを盗んだ噂のあった髙木氏がカムバックしてきたことも心もとない。野党も頼りないし、新内閣の展望も読めないし今回の衆院選挙は予測するのは難しい。国民も相当悩む選挙になる。

(文責:岩澤信千代)