ロシア国内で反戦デモが頻発しているという。帝政ロシアの王朝はウクライナからおこったものだという。ロシアとウクライナは歴史的には兄弟のようである。このデモに対しプーチンは強権で弾圧するようだが、予断を許さない。しかし、他国と違いプーチンは完全に軍を掌握している。タイやミャンマーで軍事クーデターが成功するのとは大きく国情が違う。ロシア軍がプーチンを追い出すようなことはあり得ない。何々将軍がクーデターの首謀者になるなどということはないのだ。

人間だったら平和を望むのが当たり前だ。軍の兵士も国民の中から生まれている。息子が戦場で死ぬのを喜ぶ親はいないであろう。

（文責：岩澤信千代）