🗓 2022年03月02日
クラスター爆弾というものは聞いたことがあるでしょう。散弾銃のように大きな爆弾の中に小さな爆弾が詰め込まれていて、爆発すると広範囲にわたり人間を殺傷する爆弾です。
今回のウクライナ侵略戦争では燃料気化爆弾(サーモバリック爆弾)をロシアは使ったようです。一回目の爆発で燃料を気化し、二回目の爆弾で爆発させる爆弾です。気化したものに引火し人間を殺傷するもので、建物の外形はそのままで、そこに潜んでいる人間を焼き尽くすむごい爆弾です。これは兵士に対するものではなく民間人総殺しの爆弾です。国際条約で規制されている爆弾だそうだが、もとより国際法無視のロシア軍にその論理は通じません。
無益に人を殺して、プーチンにも親がいるだろうに。そのような人間に育てたつもりはないとプーチンの両親が存命かどうかは知らないけど、プーチンの親は嘆き悲しむだろう。
ポーランドが軍用機の提供とか自国の飛行場使用なども検討しているようだ。NATO各国が踏み込んで支援を検討し始めたらしい。これはどうゆうことか。ウクライナに軍隊は侵攻しなくとも基地を提供するのと同じになるので、戦線は拡大しロシアは威嚇のために核を使用する可能性もある。予断できない状況に突入してきた。
ちなみに1ユーロ135ルーブルまでロシア通貨は暴落してきている。ロシア制裁は確実に効果を出しているが、これも善良なロシア国民の生活も確実に圧迫してくる。もう一度言う。戦争に勝者はいないと。
(文責:岩澤信千代)