本日高校野球選抜大会が開幕された。昨日テレビを見ていたら、驚いた。只見高校野球部員13名はわかっていたが、吹奏楽部が無かった。全生徒数が少ないのだから当然と言えば当然のことであった。急遽、県の高野連をつうじて、兵庫県の東灘高校と神戸鈴蘭台高にブラスバンドの応援を依頼した。楽曲17曲を依頼したという。両ブラスバンド部は、曲目のほとんどを演奏したことがないので猛練習の最中だそうだ。雨天で一日試合が伸びたのが練習する時間を与えてくれた。

アルプススタンドにブラスバンドの応援が響く。少数精鋭の只見高校、全力で突っ走れ。

開会式の倉敷工高校の福島主将の選手宣誓はパンデミックを乗り越えて野球ができることの感謝を述べた。さすがにウクライナで、野球やサッカーが好きな少年達が不合理な戦争の為プレー出来ないことには言及しなかった。ロシアのウクライナ侵略への言及は高校生にとっては荷が重いから当然のことだ。

（文責：岩澤信千代）