ウズベキスタンでインドのモデイ首相がロシアのプーチンに対し、「時代遅れなウクライナ戦争を辞めなさい。」と言ったという。本当は中国の習近平にこれを言って欲しかったのだがこちらは首脳会談の共同声明を出さなかったことぐらいの成果である。

軍費で金に困っっているロシアから値切って安く石油・ガスなどが買えるので戦争続行は中国にとって悪いことではない。撤退したウクライナの戦場から多数の拷問された民間人の遺体が掘り出されたが、習近平には人間一人の生命の方が資源より尊いものなのが理解階出来ないのか。人の命は地球より重いのだよ。

今、世界は民主国家と専制国家に二極化されている。一方で、ニュースではプーチンの亡命先を探しているなどと流れている。ロシア国民のプーチン追放しか解決の出口が見えないのも事実だ。

イタリアのムッソリーニの逆さずりの遺体の写真が蘇る。プーチンの今の所業にはそれに匹敵すると思われて仕方がない。領土争いは碁盤の上だけでやってほしいものだ。それに武器はいらない。碁石と洞察力の勝負だ。西洋にはチェスがあるではないか。

（文責：岩澤信千代）