🗓 2022年10月16日
皆さんもご存じの通り、諸葛孔明 は三国志で有名な劉邦の軍師であるが同姓の第七世代 の諸葛宇傑・上海市副書記(51)が注目を集めている。中国の国家指導者では毛沢東が第1世代とすると習近平が第5世代になり40~50歳までが第7世代だという。今回の中国の共産党大会で習近平は任期5年の3期目に突入することが確実視されている。毛沢東や周恩来は日本や蒋介石率いる国民党と実戦を通して権力を勝ち取ったが、第5世代の習近平は確かに文化大革命の時は厳しい局面を経験したが実際の戦闘行為はしていない。しかし、今は「核心」と呼ばれ、毛沢東が終身手ばなさなかった「党主席」の称号を虎視眈々と狙っている。
諸葛宇傑は頭の切れ味抜群だそうだが、新しい発想で台湾問題をかたずけてくれるとよいのだが。今のままで行くと習近平が核心でいる向こう5年間に台湾進攻があるかもしれない。日本は年内に国防予算を策定するようだが、国家防衛に残された時間は多くないことを肝に銘じるべきである。GDPの2%云々が俎上に上っているが、国民の命を最重要と考え早めに国策を決定しなければならない。岸田総理に課せられた使命は大変なものだ。重圧に押しつぶされてアル中にならないように祈念する。
(文責:岩澤信千代)