🗓 2022年11月09日
国立競技場の改修やコロナ禍でラグビー早明戦のチケットが手に入らなかった。弁護士をしている品川君がいつもはチケット販売店でチケットを買ってくれて我々4人組(品川、猪川、栗山、岩澤)は大学卒業以来40年ほど、毎年12月第一日曜日に行われる大学ラグビー対抗戦早明戦(明治OBは明早戦と呼ぶ)を観戦している。10数年間は私は会津から行くので往復電車賃を入れて24000円の出費である。多くのチケットが手に入ったときは10名ほど同級生が集まって飲んだ。3年ほどチケットが手に入らずテレビ観戦を余儀なくされたが今年は栗山君が4枚ネットで確保してくれた。通常の試合では新宿の「いさみ」という居酒屋で反省会を開くのを常としていた。1月開催の大学選手権決勝で優勝したときは競技場で、日本一になった時しか歌えない「荒ぶる」というラグビー部歌を聞いて神田の「伊勢源」というアンコウ屋(7000円から10000円の予算)で鮟鱇鍋で勝利の美酒を味わってきた。
今回チケットが手に入ったというので横浜高島屋の前の交番で栗山君と待ち合わせた。15分前に着いて花壇に座り待ったのだが、現れない。20mくらい離れたところにそれらしき人物がいたので近づいたのだがどうも人違いらしいと思って離れたのだが後ろから「いわさわ」と呼ぶ声がして振り向いたら栗山君であった。3年ぶりなのでよくわからなかったのだがそれらしき人物がそうであった。横浜に住んでいた時に二人で何回か行った高島屋横の「魚寅」(魚がおいしい)に自然と向かったのだが入り口からはみ出して行列が出来ている。10数年前通った頃にはそうでもなかったがおいしいのでお客さんが増えたのだろう。仕方がないので隣の「なかい」に行った。私が横浜に住んでいるときはあり得なかったがなかいも満席であった。クジラ刺しなど数点を頼んだがこちらも美味だった。二人とも年を取ったのでぐいぐいお酒を追加することもなく自然とお開きになった。酒は飲めなくなったがプラチナチケットを受け取ったときは大変感動した。
(文責:岩澤信千代)