🗓 2022年11月13日

速報で民主党が1議席を取り、上院を制することが決定した。ネバダ州で民主党がトランプ派候補を破ったのだ。副大統領が上院議長であり1票も持っているので過半数を制することができる。上院は政府要人の人事任命権を握っているので政権運営に大きな影響がある。負ければバイデンは2年を待たずレイムダックになるところだった。変人トランプの再選の可能性は極めて低くなった

 

選挙期間中共和党の有力者から「ウクライナに(金額が書かれていない)白紙小切手は渡せない。」などをと発言していたので、もし共和党が勝ったらウクライナ支援ははしごを外されると心配していたので私も安堵している。下院も過半数は218であるが、まだ共和党は過半数に届いていない。

15日に演説するトランプ前大統領の動向が気になる。共和党内ではトランプ再出馬を匂わせたことが敗因であるとトランプに責任転嫁する意見も多い。

台湾有事になればトランプは米国第一主義をとり、日米安保条約も履行しない可能性がある。晋三がいれば人間関係から日本を応援するかもしれないが、凶弾に倒れてしまったので、岸田に与する必要性がない。

いずれにしても米国はウクライナに膨大な支援をしている。国民の税金を使っていることになる。日本は国内法により武器の支援はできない。これから欧州は厳寒に入る。一方で日本人の家庭には着もしない衣類が大量に残っている。

この衣類はサイズの問題があるだろうが、ウクライナ国民に届けるすべはないものだろうか。

(文責:岩澤信千代)