🗓 2023年05月06日
ロシア民間軍事会社ワグネルのプリゴジンは10日にバフムトから撤退すると表明した。国防軍から弾薬を受け取りたいためのブラフか、はっきり判明しない。一方でウクライナが15日より反撃を開始するとも言っている。
もう間もなくの話だ。大きな動きが出てきそうだ。ロシア保守派は戦術核を使えと盛んに言っている。しかしプーチンは戦術核を使うと言っても実際に使用するには大きなハードルがある。
何故ならNATOの動きが読めないからである。戦術核を使用すればNATO対ロシアの全面戦争になるかもしれないからだ。そうなればクレムリン宮殿も無傷でいられなくなる。
侵略を仕掛けたのはプーチンだ。プーチンが矛先を納めるしかないのだ。ドローンのクリミア宮殿爆破の映像が流れたが建物がそれほど損傷していない。専門家はロシアの厳重な防空網をかいくぐってウクライナがクレムリン迄ドローンを飛ばせないと言っている。得意の偽旗作戦だと言っている。
一時バウフトの90%を掌握したと豪語していたワグネルが撤退すれば一層の混迷が深まる。ウクライナに奪回されればプーチンの立場は一層苦しくなる。
15日にかけて油断できない情勢が続くことになりそうだ。
(文責:岩澤信千代)