🗓 2023年06月28日
立憲民主党の徳永久志衆院議員(60:滋賀4区)も離党届を出した。泉代表の威信低下が止まらない。維新の思うつぼだ。次期衆院選では立憲民主党が野党第一党から転げ落ちるのは必至だ。一方の維新は勢力拡大を優先とし、候補選択がずさんで不祥事を起こす議員をあまた輩出している。
日本には2大政党による切磋琢磨の図式は定着しないのだろうか。
国会議員は落選すればタダの人である。新幹線のグリーン席に乗る特権もなくなる。代議士・先生とも呼ばれなくなる。10増10減の選挙区改正で夜も眠れない議員候補生も多いだろう。
55年体制の一翼を担った社会党は社民党がつないでいるが、土井たか子党首の時の栄光は望むべくもない。もはや社民党はガラパゴス諸島に細々と生きながらえている動物と大差がない。
今このままでいくと立憲民主党は社民党がたどった足跡の軌道を走るのではないかと危惧を持つ。
さすればどうするか。カリスマ性のある代表が必要だろうし、国民に夢を与える政策立案も必要だろうし、やるべきことが多いのに何も見えてこない。
労働団体と問題を共有できているのか?とても蜜月状態とは思えない。弱体した党内で群れをつくって仲間割れをしている場合か?これから、衆院選に向けて離脱者はどんどん出てくるだろう。
(文責:岩澤信千代)