小沢王国の存続をかけて岩手県知事選の結果が出た。小沢一郎が応援する達増拓也知事が5選を決めた。「エッフェル姐さん」「汚染水発言」で自民党が自滅したというべきだろう。

これで小沢一郎の政治生命が首の皮1枚残った。いかんせん高齢であるのでその政治生命は自然年齢との戦いになる。

首長の4選以上は弊害が多く私は賛成しないのだが、岩手県民は消去法で現職を選んだのだろう。立憲民主党の中で小沢一郎はグループを作ったが発言力は低下したままだ。剛腕小沢は田中派・竹下派にあってこそ発揮されたもので、「ぶっ壊し屋」の称号が残るだけであろう。総理大臣候補者を面談した時が彼のピークだった。

（文責：岩澤信千代）