🗓 2023年10月15日
「どうする家康」で秀吉が死んだ。今回のドラマの特徴はムロツヨシ演じる独特の秀吉像である。松潤よりムロツヨシ劇場とも言えた。さーて、これからが「泣かぬなら泣かせてみようホトトギス」の家康の底力発揮だ。ドラマは優柔不断で臆病な家康を周りの家臣団がどう支えていくかという視点から描かれている。
淀君の最後の言葉を受けて秀吉が絶命するシーンはそれなりに意外性が発揮された。史実と違うとか物知り顔でいう人もいるがドラマだから小難しくいう必要はない。
今度、新島八重が「偉人の年収」で取り上げられるようだ。年収というとロックフエラーとかGAFAとかテスラ―の創業者の顔が浮かび上がるが、八重はそんなにお金持ちではなかったと思う。ただ記録によると八重さんは茶道に一生懸命だったので水差しの名前をすべて覚えていたという。その数は何と100を超えていたという。八重さんの記憶力が素晴らしかったとされ、よく引き合いに出されることである。気になるのはその「水差し」が今どこにあるのだろうということだ。戦争で焼けてしまったのか、現存すれば赤城山の徳川幕府埋蔵金に匹敵するのではないだろうか。
(文責:岩澤信千代)