麻生派の薗浦健太郎元議員の秘書がゲロしたキックバックを毎日新聞が報じた。検察が毎日にリークしたものと思われる。安倍派キックバック事件で麻生派は「何も悪いことはしていない。」と派閥は解散しなかった。確かに不記載裏金作りの時効は過ぎているが、17年以前には見事にせっせと裏金作りに励んでいることが判明した。山東派と合併してからは政治資金をしっかり報告してたらしい。キングメーカーとして今まで君臨していたが、進次郎有利な情勢で落ち目の三度笠の麻生を葬ろうと検察が動き出したのかもしれない。

　河野太郎も親分の派閥の不始末で急降下パラシュートにのってしまったな。父親も自民党総裁にはなったが首相にはなれなかった。河野家の運命かな。麻生派はどちらかと言うと河野派と呼ばれ弱小派閥だった。それを麻生太郎が勢力を拡大した。藤山愛一郎のように親から莫大な遺産を引き継ぎ政治にお金を注ぎ込んだ人物がいたが、河野太郎も不幸な人の部類に入るのかな。石破茂も5回目の挑戦で総理になれなかったら地元選挙民も「おらが先生はだめだ。こりゃ。」と一気に応援熱が冷める。政治生命をかけてラストチャンスにかけたのだろう。安倍派のキックバックは朝日のスクープが多かったが今回は毎日を検察が使ってきたのは訳があるのかな。ちなみに薗浦健太郎の不記載額は4000万だと。薗浦健太郎と玉木雄一郎（国民民主党）と小川純也（立憲民主党）は香川県立高松高校・東大法学部と同じコースを歩いていた仲良しなんだと。

（文責：岩澤信千代）