🗓 2024年09月15日
自民党総裁選の討論会が日テレLIVEで公開されていた。全体を俯瞰するとさすが参加者は総理大臣候補者だけあってよどみなく答えていた。一人一人の話は全く納得のいくものである。河野太郎に原発廃止の旗を降ろしたのは一貫性がないのではないかの質問に対し、電力の需要が増えているので変更した。秋田のオフショアの廃止は唐突だったのではないかの質問に対しては、安倍首相はじめ関係閣僚と相談して決めた。加藤勝信は国民の知名度は低いが政策を良く知っているなという感じ。小泉進次郎はまあまあ、そつなく答えていたが現実にあなたは出来るのと不安は残った。高市早苗も加藤勝信と同じ安定感はあるなという感じ。日鉄のUSスチールの買収は米国で、雇用を守るためやむを得ないとの結論に近づきあるが気になるところである。立憲民主の代表選について賑やかにするため推薦人になったと暴露した福島県選出の議員もいた。ちょっと考えが浅い。言わずもがなのレベルである。一年生議員の吉田候補は発言を聞いていると優れものに見える。
自民党の小泉進次郎が総理になれば安定感の印象は野田元総理の方が上回るように見える。衆院選は面白いものになるのだろうがいかんせん、立憲には候補者数は不足気味で政権交代には高いハードルがある。また自民党が単独過半数を割れば、維新が与党と組むかもしれない。いわゆる自公維連立である。維新は出来た時から勇ましいことを言ってきたが所詮自民党の別動隊である。得意技は「是々非々」しか残らない。小林ホークはそつなく答えているが、人間味が見えてこないなあ。一般の国民の共感は得られないだろう。夫婦別姓では上川陽子は国民を分断しないよう議論を深めるべきだと言っていた。
(文責:岩澤信千代)