🗓 2024年09月28日

石破陣営に小石河連合の菅・小泉の票は間違いなく行ったと思う。小泉は選択制夫婦別姓を持ち出し、早期の解散選挙を言って自滅していった。「キジも鳴かずば撃たれまい」黙っていれば総裁になっていただろう。石破嫌いの麻生は高市に行ったろうが敗れた。次の焦点は麻生が副総裁に留まれるかどうかである。石破は麻生を丸め込むために留任させるかもしれないが。組閣名簿に麻生派が重要閣僚名簿に名前が載らなければ求心力は低下するだろう。焦点は自民党NO2の幹事長人事である。安定感のある高市を選択するだろうが右派的発言が中国・韓国と摩擦の原因になる可能性がある。小泉進次郎を選んだ場合、帝王学教育にはなるがピンボケの軽い発言で首相に火の粉が降りかかるかもしれない。いずれにしても、党役員人事・閣僚名簿を見れば石破内閣の性格がわかってくるだろう。総裁選を戦った他の8人の処遇にも注目すれば石破の考えがわかってくる。

 そういえば石破茂は慶応大学法学部出身である。妻もそこで見つけた。テレビで見たがそこらにいるような主婦ではあるが謙虚さはある。早稲田は大隈重信から始まって、石橋湛山・竹下登・小渕恵三などあまたの総理大臣を生んでいるが、慶應は珍しいし鳥取県では初めてだ。私の持論だが日本国の総理大臣と横綱になることはそれほど狭き門なのである。ちなみにわが福島県では総理大臣はいない。健康を害して断念した伊東正義が一番総理の椅子に近づいた男だった。

(文責:岩澤信千代)