🗓 2025年01月17日
我々が15日に大相撲を見に行った結びの一番が結果的に照ノ富士の横綱最後の土俵になった。飛猿に負けたが、やはり復帰は無理だった。ひざ痛と糖尿用に悩まされ幕下陥落から不死鳥のように舞戻り横綱迄なり10回の優勝をしたが、もはや限界に近づいていたのだろう。新幹線で携帯を届けてもらったことも奇跡だった。もし隣の人も私同様居眠りしていたら携帯の置き忘れに気が付くこともなかったろう。相撲好きのK君からチケットが送られてこなかったら照ノ富士の最後の取り組みをみれなかった。前の席のご婦人が座布団を投げるのを見ることもなかった。横綱が敗れ座布団が乱れ飛ぶのをテレビで見たことは何度も見たが目の前で見るとは予想もしなかった。これには伏線があり、前の席のご婦人は茨木県出身で高安を応援していたのが敗れ同じ茨木出身の稀勢の里が親方の部屋の力士が敗れ、応援した2力士が敗北したうっ憤がたまっていたのだろう。
横綱は月給300万だが降格・復活というのはない。引退の2文字だけである。心・技・体がバラバラになったら土俵を去るだけだ。厳しい社会である。足元がふらつき目もうつろな元首相もいる政治の世界はこれに比べたら甘いもんだ。