🗓 2025年02月26日

【ワシントン共同】米連邦政府の縮小に取り組む新組織「政府効率化省」を事実上率いる実業家マスク氏が全職員にメールで「先週何をしましたか」と仕事の成果の説明を求め、混乱が広がっている。国務省や連邦捜査局(FBI)などは返信しないよう指示。忠臣がそろう政権内の足並みの乱れが露呈し、マスク氏の強引な手法が対立の火種になる可能性がある。

 イーロン・マスクはトランプ政権のアキレス腱と常々私は言っている。おそらくどこかの場面で選挙で選ばれた大統領の不可侵域まで入り込み、トランプと決別する時があると思っている。壇上で大げさな身振りで存在感を浮き上がセていた姿は失脚を予感させるに十分だ。「両雄並び立たず」とよく言うがマスクは危険だ。極端にぶれる。トランプは大統領選の時にマスクに資金面で援助を受けた。だからないがしろにできない。しかし、自分の地位が侵される危険が生じたときは切り捨てる覚悟はできているのだろう。トランプが大統領になって米国政治が変化してる場面を国民に見せたい。「メイク、グレイト」アメリカを偉大にしているような風に見せたい。

 それにマスクを利用しているのだ。マスクは雑菌が蔓延するときに利用するものだが、マスク自体を病原菌がない時に使っているようなものだ。

マスクメロンは甘くておいしいが、アメリカのマスクは毒入りメロンになりかねない。

(文責:岩澤信千代)