🗓 2025年05月06日
例えば、アメリカでは、靴を作るメーカーがほとんど存在しない。ナイキの靴も大半がベトナムや中国製だ。米国は中国製の格安の衣料品や家具や雑貨を大量に輸入している。中国製のおもちゃなしでクリスマスは迎えられないだろう。米国メーカーの電気製品でも中国製が市場を席巻している。これら全ての製品が何割も値上げされたり、輸入されなくなったりしたらどうなるのか。
ちなみに、中国の政府債務残高の対GDP比率は22年に77%程度で、120%を超える米国や260%超の日本などに比べてかなり低く、国債を発行して企業を支援する余裕は十分にある。(アエラデジタル)
中国3000年の歴史は、イギリスから独立して間もない米国より民衆の耐久度は強い。トランプはこれを見誤った。この騒ぎの結末はトランプが全面降伏して旧に戻すか、中国の東南アジアや他国への輸出・輸入比率が高くなるだけに終わる。中国は米国から来小麦を買わず
南米から買うようになるだろう。米国農家の破産につながる。
(文責:岩澤信千代)