🗓 2025年09月05日

衆参両院で少数となった与党が過半数を確保するには、衆院で13議席、参院で3議席以上の勢力との協力が必要だ。衆院で38、参院で18議席を持つ維新。

 少数与党となった自民党が色気を使う相手が維新というのは、上記の議席数だ。だがよく考えてみたら野党的立場で票を獲得していた維新が自民党に肩を寄せれば、選挙民がそっぽを向くのは目に見えている。自然消滅の道あるのみである。おいそれと連立を組むことはできない。

 立憲は「失権まもなく党」と名前変更した方が良い。来週の党役員人事を見ればまた有権者からそっぽ向かれるのでは。すでに政党支持率では参政党に抜かれている。小泉進次郎のようなスターもいない。はじめから無名の人が役員に名を連ねても刷新感はない。

 その点で「笑点」ではメンバー交代が意外性があって登用された落語家はそれぞれ独自性を発揮している。立憲民主は露出度の高いスターを育成できていない。いつまでも連合頼みだ。しかも、少子化で労働組合も弱体化している。

 時給が上がればまた労組加入者は減るのではないか?労働運動はメーデーでもわかるように変質化している。過去のように飢餓を共有する時代ではなくなった。これが共産党が衰退する原因でもある。昔から銀行・証券などの御用組合はそこの役員になることがある意味では重役への近道で今もそう変わってはいない。総合企画部・秘書室コースと組合委員長コースと同じだ。

 しかし自民党総裁選あるのかな?マスコミの報道は総裁選実施の方に傾いてるな。8日に判明する。橋本龍太郎もそうだったが慶応は政治家には向かないかもな。大隈重信は政治家だったが福沢諭吉は優秀な教育家・経済学者だった。

(文責:岩澤信千代)