🗓 2025年10月29日
女房のマイナンバー更新の件で横浜の区役所に電話した。窓口に出た人の名前を聞いて驚いた。井深さんであった。珍しい苗字なので「会津ですか」と聞いたら、「そうだ」という。
今年の9月に同志社150年記念講演した小崎同志社女子大前学長の演題は「新島八重と井深八重」である。電話の主は井深家の一族に当たるという。井深家は保科正之の養家である保科家当主正光(当時小笠原家家臣)が武田勝頼の人質になっていた時に救出した茂右衛門重吉を祖とする。保科正之が高遠から山形経由で会津に移封になるとともについてきた。家老になれるのは会津9家であり、井深家はその一つである。
松平容保の前で八重が砲弾を分解し説明した場面に小姓として目撃したのが井深 梶之助(明治学院総理)であった。 梶之助の姪が井深八重である。井深一族には、ソニーの創業者井深大もいる。
女房にこのことを話したら、そんな偶然もあるのかと驚いていた。
(文責:岩澤信千代)
