🗓 2020年06月16日

顕彰祭の前日「奥野先生を囲む会」を催した。

奥野先生の人柄を慕う人14名参加した。
その中に京都府宇治市から駆け付けてくれた角田正衛さんがいる。
早い時期から会員になられた。同志社校友会群馬県副支部長でもあられる。
今年の初めは新型コロナの中、顕彰祭を来年に延期すべきだという意見もあった。
そんな時に「第一回目だから何としてでも顕彰祭を開いてくれ」と角田さんから激励の話があった。
京都から会津まで高速代・ガソリン代・宿泊費の合計は相当なものである。多大な出費をして顕彰祭に参加したいという想いに答えねばと思った。その時に前夜祭をして一緒に飲みたいと思った。

同志社出身の角田さんと肩を組んで「紺碧の空」を歌おうと決めた。そのためにはもう一人応援歌を歌える人がいればいいと松本産業の松本社長(会津稲門会副会長)に声をかけた。もちろんすぐに快諾頂いた。
ところが前日になり「歌を歌うのはいいが肩を組むのは嫌だ。飛沫感染があるから」という。
母校の応援歌を歌うのに「コロナ、飛沫感染?」を気にしていられるか。
会は進行していき、「銀座くらま会」で鍛えた奥野先生の小唄の返礼という形で郷土の古関裕而の飛躍のきっかけとなった早稲田大学応援歌「紺碧の空」を歌った。角田さんと肩を組んだ。隣の直幸君にも肩を組む依頼をしていたのだが見当たらない。
代わりに県会議員の佐藤義憲君が参加してくれた。そこで驚いた。角田さんは「紺碧の空」の歌詞を2番まで完璧に歌った。
「早稲田の歌はほとんど覚えてるよ」と平然と言う。
角田さんとは同じ学年で同じ時代を生きている。同志社出身の角田さんと早稲田の応援歌を一緒に歌えた最高の夜であった。
また、飛沫感染が怖いから肩を組むのは嫌だと言っていた松本先輩もいつの間にか一緒に肩を組んでいた。
おまけに松本先輩は奥野先生夫妻、角田さんのために詩吟「白虎隊」を熱唱してくれた。

 

(文責:岩澤信千代)