「牛乳屋食堂」と芦ノ牧温泉駅の猫駅長

 
　女房が「芦の牧温泉駅」に行くという。内心、私はドキッとした。愛猫モモが亡くなって我が家に猫の話題がなくなっていたからである。猫のトイレットペーパーの交換など手をかけなくてよくなったので、女房から猫を飼いたいとは言ってこないだろうと安心していた。芦ノ牧温泉駅の猫駅長に会いに行くとは、何のことかと訝（いぶか）った。駅について女房はキイホルダーを二つ買った。
　猫駅長のキイホルダーがお目当てだったのである。事務所に猫駅長はいたが、撮影禁止ということで写真は撮れなかった。「可愛かったね。」とはいうものの猫を飼いたいとは言わなかったので一安心した。
　　

　近くに「牛乳屋食堂」で昼食を食べた。数年ぶりの訪問である。車で11時の開店まで待っていた。11時にお店へ行ってみると店頭に名前を書くボードがあり、多数の人が待っていた。知っていればボードに名前を記入して待っているのだったと反省した。20分ほど車にいたのである。ただ、「70席くらいはあるので、すぐに入れますよ。」とお店の人に言われ、その通り開店まもなく注文ができた。