本日、大阪なおみが世界ランキング７１位で台湾の謝淑薇をストレートで破り準決勝進出を果たした。１４日日曜日近所の呑兵衛仲間と酒を飲み、もうろうとした中NHK大河ドラマ渋沢栄一を見ながら寝てしまった。
　飲んだ時はいつもそうだが夜中に目が覚めた。ふとテレビをつけたら、
　世界ランキング１７位のムグルサ（スペイン・ウインブルドン優勝経験者）と大阪なおみと激戦が繰り広げられていた。しかも、ワンゲームを落とせば大阪なおみの豪オープン敗退という場面であり、一瞬にして目が覚めた。これは寝ている場合ではない、応援しなければと、テニスの好きな女房を起こそうかとも考えたが、逆に何故起こしたと反撃を食らうと面倒くさいのでやめた。しかし、ゲームの結果は半ば私はあきらめかけたのだが、そこからの大阪なおみの反撃はすさまじくご存じの通り逆転勝ちをした。なんという精神力と体幹の強さだ。決勝戦にも匹敵する素晴らしいゲームであった。
　このランキングというのは曲者で、大相撲でもテニスでもなかなか番狂わせが起こらない。ランキング上位の者を破るのは至難の業だ。今日のゲームでは大阪なおみの格下ランキングの謝淑薇戦は安心して見ていられた。
　ところで、オリパ組織委の後継会長選びも週があけ佳境に入ってきた。世界も見ている。こちらはランキングとか先入観とかとらわれず、皆が納得する透明な方法でしかるべき人を選んでほしいと切望する。

（文責：岩澤信千代）