🗓 2021年03月02日

私はテレビを見ていなかったのだが、スマホでニュースを見ていたら、2日「グッドモーニング」に出演していた中尾彬が発言したらしい。「目が死んでいる。なんでも答える時にすべて他人事みたいに聞こえるんだよ。」「最近の総理の目が死んでいるよね。まったく自身のない目をしている。」
 私が以前勤めていた証券会社で、副支店長の職にあった時は部下が100人いた。証券会社というところは、相場を商売にしているのでファイテイングポーズがないと務まらない。それを見るのは社員の目である。死んだような目の社員は士気を低下させる。そのせいか出社したら社員の挨拶の元気度や顔色、特に目の輝きを見る習慣がついた。首相のぶら下がり会見や国会答弁を見ると中尾氏の「目が死んでいる」とまでは言わないが「目が泳いでいる」ようにしか見えない。
 緊急事態宣言の期限をいつ決めるか「専門家の意見を聞いて私が判断する。」と言っているが、国民の願っている答えは「解除するか、延長するか」の2者択一である。1週間で状況が改善するとは思えないので専門家の意見を尊重し、3月いっぱい延長すると明言すればよいのだ。国民は政府の決断を待っているのだ。ゴチ広報官の対応を含め「決断できない政治家」と後世の歴史家は記述しますよ。
 当然、延長する場合は補償をしっかりすることが大事です。つまり、金で済む話です。もうこうなっては、首相は軟弱でも家族と従業員を守らねばならない国民は腹をくくっていますよ。やきもちさせ国民を翻弄しないでください。

(文責:岩澤信千代)