🗓 2021年03月05日

文春砲がさく裂した。今度はNTTの澤田社長が総務省で処分された官僚に高額接待をしていた。東北新社の社長辞任からするとNTTの澤田社長も辞任しなければならないかもしれない。日本で唯一米国のGAFAに対抗できる勢力の中心になりうるNTTの澤田社長が辞任となれば国の損失になる。また名前が出てきたのは総務省の谷脇康彦審議官とゴチ広報官である。許認可企業から平気で高額接待を受ける常習者である。「国家公務員倫理規程」を遵守しようとする姿勢は微塵も感じられない。調べを進めていけばおそらくたいていの許認可企業の高額接待を受けているだろう。何故なら「あそこがやっているならうちも」と思うのが民間企業の習性だからである。ゴチ広報官は私と同じ同学・同学部なので贔屓目に見ていたが、ここ、ここに至っては無法者の大悪人と断じざるを得ない。
 一方、オリパ組織委理事会で女性12名が選ばれ、女性比率が40%を超えたといういいニュースがあった。橋本新会長は会見の話も明瞭でわかりやすい。スピーデイな結果を出して今後も期待できる。このように実績を出していけばキス強要事件も人々の記憶からなくなっていくだろう。また丸川新五輪相のほうは「男女別姓問題」で二の足を踏んでいる。選挙で得票数が多いので自民党本部も丸川氏を重宝にしているが、以前に自民党党勢拡大の時にほとんど新党員の勧誘をしていなかったことで失笑を買った。二階幹事長の号令で当選1・2回生中心に一人1000名目標の党員獲得作戦を自民党は行った。自民党議員が新党員獲得で苦戦していたことを私は知っている。皆がまじめに戦っているのに微塵にも行動していなかった丸川議員は人格欠陥者にも見える。この人に政治を任せてはいけないと当時の記事を読んで思ったものだ。そのことは全国的に有名な話だがその後も得票を得て再選された。広くこのことは知られたはずだが、選挙区の皆さんの不思議な投票行動が理解できない。
 「政治家は結果がすべてである。」は菅首相の口癖だが、とりあえず今の日本は河野大臣と橋本新会長に期待するしかないか。

(文責:岩澤信千代)