🗓 2021年03月11日
先日の国会で、NTTの接待を受けたかという質問を受け武田大臣は明確に否定できなかった。総務相在任当時の野田聖子・自民党幹事長代行や高市早苗衆院議員を接待していたと文春オンラインは報じた。今回の武田良太大臣の接待疑惑は相当根が深い。争点は接待により行政判断が歪められていたかどうか迄発展するだろう。谷脇審議官の更迭とかでトカゲのしっぽ切りのようなことして逃げ切ろうとしたが無駄であった。菅首相の任命責任も問われることになろう。所管大臣が自ら悪さをしていたのでは、部下の官僚もそうありなんと思うのは常識である。
一方で難病の白血病と戦いながらパリ・オリンピックを目指している女子競泳の池江璃花子選手が選考会の結果では今年の東京オリンピックに出場する可能性が出てきた。
国民に希望を与えるスポーツ選手と法令違反すれすれの政治家は国民に失望を与える。
新島襄の訴えた「良心」という言葉を今一度政治家は噛みしめて欲しい。良心を基軸に考えれば容易に善悪の判断ができるはずだ。
(文責:岩澤信千代)