🗓 2021年04月27日
2021年4月12日付の編集雑記でマスターズ優勝の松山英樹に首相は何らかの行動すべきだと述べたが、今日のニュースで「総理大臣顕彰」が授与されることを知った。私の想いがこうも早く実現するとは正直思っていなかった。アジア人初・日本人初の松山英樹の健闘は賞賛に値するものだ。
総理大臣顕彰は「国家、社会に貢献し顕著な功績のあったものについてこれを顕彰すること」だそうである。これに対し国民栄誉賞は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えること」だそうである。
単純に比較すると瞬発的な成果には「総理大臣顕彰」、継続的な成果には「国民栄誉賞」が授与されるようである。顕彰の指針の一つに「災害の防止及び災害救助に貢献したもの」がある。
それで東北大震災後10年の年に国民に勇気を与えたというコメントが付いたのであろう。
いずれにしても不可能ともいえることを可能にした松山英樹は歴史にその名が残るであろう。
最後に私には提言したいことがある。大阪をはじめ大都市圏のコロナ感染が拡大している。この際、人口の少ない地域のワクチン接種を延期して、大都市に集中的に接種してはどうかと思う。
確かに過疎地に住む住人にとって国は我々を見捨てたのかと疑念を抱く人もいるかもしれない。
そうではない。親戚や身内の人も大都市に住んでいるだろう。コロナ感染の根っこを抑えることは、身内の人を救うばかりではなく、地方への伝播を食い止める有効な手段なのだ。
政府の英断を期待する。国民を説得する強力なリーダーシップがいま求められている。
結果を出すには逆転の発想が必要だ。
(文責:岩澤信千代)