🗓 2021年07月20日
新聞テレビでオリパの警備体制とか諸々の準備について報道されている。
たまたま、実際にボランティア活動をされておられる方に昨日話を聞いた。東京のホテルに連泊して対応しているという。2.3週間ぶりに帰宅したときに偶然にお会いできた。日本人ばかりでなく国際的な交流があるので、いろいろな案件が持ち込まれて対応しているという。その中の一つを聞いたが解決をするのにまた多くの人々のキャパシテイを必要とする。私が聞いた限りでは砂浜にコンタクトレンズを落とし探し出すのと同じくらいの難儀の連続である。
過去に札幌の手稲山スキー場で落としたコンタクトレンズを女房が見つけ出したのには驚いたが、オリパ関係者の調整は大変だなあと感心した。この猛暑の中、交通整理・警備をする警察官などの気配りはいかばかりのものか。我々がテレビで見聞きする内容よりかなり過酷である現実に驚いた。数週間に亘り大会の為に自宅を開けること自体も家族の理解がなければ到底無理なことである。
しかしながら、日本はすでにルビコン河を渡った。唯々オリパの無事な成功を祈るばかりだ。困難な中でイベントの開催が成功すれば、それはそれで人類の財産になるし、日本国民の結束力を海外に発信できる。史上最大のアゲインストの風の中での開催になる。その向こうにはアスリートの血と汗と涙の結晶がある。
私は単なる傍観者であるが、お話を聞いて自らボランテイアに飛び込んで活動しているIさんには言葉で言い表せないほどの感銘を受けた。 (文責:岩澤信千代)