🗓 2021年07月27日
昨日、オリンピックの卓球競技で、今回から初めて採用された男女混合ペアで水谷隼・伊藤美誠チームがゴールドメダリストになった。長い間卓球王国中国の高い壁に阻まれ、オリンピックで日本の卓球種目での金メダル獲得はほぼ絶望的と言われてきた。そこに二人は風穴を開けた。出だし2セットは先取され、テレビを見ていた私と女房は悲嘆に暮れていた。ところが第三セットからの二人の反撃は凄まじく、あれよあれよと優勝してしまった。11歳離れた静岡県磐田市出身の幼馴染の彼らの呼吸が合ったのが最大の勝因であろうが、無観客ながら地元開催という地の利もあったかもしれない。開催前の世論は80%近くがオリンピック開催に否定的であったが、柔道での阿部詩・一二三兄妹の同時金メダルなど、どれだけ日本国民に元気を届けてくれているか。
彼らの勝利の弁には「コロナ禍の中でのオリンピック開催を支えてくれた人に感謝する」というのが多い。オリンピックの開催自体が否定されたら、彼らの夢は閉ざされる危険性があった。
京都1000年の歴史の中で当時僧侶数8000人が暮らす、仏教の聖地である京都にキリスト教の大学を創立した新島襄を応援した山本覚馬と新島八重の功績と阿部兄妹の活躍がダブる。同志社の創立は、教育であるから年月がかかる。土井たか子や保坂正康など同志社の校友の活躍をみるたびに新島襄の理念は150年を経て確実に実を結んでいるのがわかる。阿部兄弟の功績は、金メダルを胸にかけ表彰台に国歌が響いたので誰の目にも明らかであった。努力という二文字は両方の兄妹に共通するものであろう。
最近早稲田の校友会から会津高校出身で早稲田競争部の山内大夢(ひろむ)君がオリンピックの400mハードルに出場するとの連絡があった。
五十嵐幹事長からのメッセージによると「日本選手権で1位になった法政大の黒川和樹は山口県出身。残念ながら長州に負けたと大夢さんのご母堂様のお話しです。」とあった。
大学生の母親であれば、推定4,50代であろうか。戊辰150年を経た今でも長州に対抗意識を持っている会津の母親に私は大いに感服した。また山内君の名前は大夢である。東京オリンピック出場を予感したような名前である。7月30日(金)10:55予選だそうだ。見逃してはなるまい。
(文責:岩澤信千代)