2021年07月28日
今日のテニスの男子シングルの試合で錦織圭が勝ち、銅メダルだった前回リオデジャネイロ大会に続き8強入りを果たした。このままで行くと準々決勝では、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する可能性が高い。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)との対戦は、金メダルを獲るには錦織にとって越えねばならない高い壁である。大阪なおみが敗退した今となっては錦織の活躍が日本国民の希望である。
今回は日の丸の下で躍動する錦織の姿が目に浮かぶ。ジョコビッチは日本の高温を嫌い夜間の試合を要望している。これは弱点をさらけ出しているに等しい。地の利と愛国心が数段上回る錦織にとって有利に作用することを信じる。相撲の土俵と同じようにテニスコートにも魔物が住んでいる。
水泳で金メダルを絶対視されながら予選で敗退した瀬戸大也とジョコビッチがダブる。ジョコビッチのゴールデンスラムも見てみたいが、東京オリンピックの表彰台に日の丸が高らかに掲げられることを願うのは私だけであろうか。聖火点火をした大阪なおみと錦織圭のゴールドメダルでイーブンである。さて「天の配剤」はいかなるものになるであろうか。
(文責:岩澤信千代)