🗓 2021年09月19日

吉海先生の「彼岸花」のお話を読んで、我が家の彼岸花の写真を撮った。私が生まれる以前からあったものである。普段気に留めないのだが吉海先生の文章を読んで気になった。

数年前、伊勢参り仲間で夫婦同伴で二泊三日の四国旅行に行った。先生の文にあるように田のあぜ道にきれいに彼岸花が咲いていた。確かガイドさんがネズミ除けに植えていると言っていたが、その理由は吉海先生の文章を読むまでは知らなかった。会津の田んぼには彼岸花を植える習慣はないので見たことがなかった。

彼岸花は、大雪の年であろうが原発事故があっても決まった時期になると必ず赤い花を咲かす。とても律儀な花である。楽しもうと庭の他の場所にも植えたのだが、除草剤で枯らしてしまった。

私の経験では東京の浜離宮の入り口の彼岸花の群生が素晴らしい。皆さんにも是非機会があればご覧になって頂ければと思います。

我が家の庭には、もう一つ律儀な花がある。
丁度、彼岸花の咲く頃にょきにょきと顔を出す。
葉はない。私はその花の名を知らない。

(文責:岩澤信千代)