🗓 2022年04月12日

先日、某新聞社の営業員が訪れ、新聞広告を出してくれという。企画内容は桜紀行の広告だという。NHKでは大河ドラマのネーミングを「八重の桜」としたが、新島八重と新島襄が好きだったのは梅であり「八重の梅」とすべきだったと今でも思っている私は、釈然としなかった。

八重の生家山本家の菩提寺である大龍寺のしだれ桜の写真と一緒なら顕彰会の本拠地でもあるので宣伝効果としていいかなと思ったが、新聞社は他の県内の有名な桜の写真を使うという。大龍寺の桜の写真であれば立派なしだれ桜は広く知ってもらいたいので顕彰会としても何らかの整合性はとれる。住職夫人に電話したらまもなく開花するという。

でも、よく聞くと新聞に載るのは別の桜である。日頃、新島八重顕彰会についての記事を多く載せて頂いてるのでなるべく営業協力はしたいと考えてるのだが、上記の理由で一刀両断で断った。

断りながらヒントが頭に浮かんだ。「桜と言えば桜肉(馬肉)。桜肉を取り扱ってる料理屋に行ってみたらどうだ。宣伝の要望はあると思うよ。」営業員は納得して帰った。

帰り際、「月末に大手自動車の元部長と飲むけど君もどうだ。日本のキャリアウーマンの魁のような人だよ。話を聞けば何か得るものがあるのでは?」

かくして、彼女は広告の宣伝の注文を獲らずして、飲む約束をして帰っていった。

そして彼女に会食の場所の地図をメールした。以下の返信を見て多いに驚いた。行動力に敬意を払わねばならない。

追伸
「桜紀行」の件、×××前の『〇〇』さんは別に担当がいたのですが、
桜肉というアイディアをいただいて『〇〇精肉店』さんにご案内したところ、協賛をいただくことができました。
助かりました。ありがとうございました。

実際にあった桜物語である。こんな感じで「皐月賞」も当たるといいのだが・・・。
                           (文責:岩澤信千代)                                       (文責:岩澤信千代)