🗓 2022年09月13日

テレビを見ていたら思わず笑ってしまった。一期だけ議員を務めた民主党女性議員にも安倍国葬の招待状が届いたという。尚且つ締切日は手書きでシールをはがすと9月8日になっていた。9月8日は岸田首相が国会答弁を丁寧にする日である。さすがに国民に説明する日までに返事をしろとの無謀さに気が付いたのだろう。改めて印刷し直す費用を惜しんだのは国費の無駄にならず正解だが、手書きさせられた内閣府の職員は気の毒であった。

また女性スキャンダルで議員辞職した宮崎謙介氏にも届いたと言う。弔問客6000人を確保するために政府は苦労しているのか?

当該民主党元議員は法的根拠など不明なので「欠席」で返信したそうだ。一部の世論調査も国葬反対が56%と日々を追うごとに増えている。それとともに内閣支持率も低下傾向にある。

今回の内閣支持率は旧統一教会が絡んでいるので、容易に解決策が見えてこない。

岸田さん、妙手を教えてあげましょう。衆院解散して総選挙を実施することです。国民は今までの議員関与の情報を考慮して国会議員を選びますよ。仕切り直ししか打開する道はないですよ。

ただこの案は難問なのです。衆議院選挙には約600億円の国費がかかることです。安く済ませるにはこれから行われる地方選挙に日程を合わせることです。

国会議員の選び直ししか日本を正しくすることは不可能であろう。

アルゼンチンのマラドーナの国葬の模様も映し出された。どれだけ多くの国民がその死を嘆いたか。英国のサッチャー首相は国葬を断ったという。いみじくもテレビコメンテーターが言っていたが、「国葬にしたいと多くの国民が望んだ時にすべきだ。」そこに司会が口をはさんだ。「その熱意をどう測るのだ?」と。国民世論がせめて50%以上でないとだめでしょ。安倍晋三は政治不信などの負の遺産が多すぎる。繰り返すが良心の呵責に耐えかねて善良な官僚が自ら命を絶っているのですよ。

(文責:岩澤信千代)