🗓 2022年10月04日
旧統一教会でマスコミに証拠を突き付けられ意味不明の弁解に終始している山際経済再生担当大臣にまた新たな隠し事が露見した。閣僚は資産公開を義務付けられているが、保有する未公開のペット関連会社株が公表されていなかった。
何故、岸田首相は山際大臣を免職しないのか不思議である。他の自民党議員に類を及ぼすことを懸念しているか任命責任を問われるのが怖いのかどちらかであろう。あるいは両方の理由かもしれない。山際大臣は統一教会の総裁に会っているのに覚えていないとか、相手が著名人ならば認知症でなければ忘れるはずはないだろう。「記憶にあるが記録にない。」後出しじゃんけんの帝王である。教育上、子供には絶対見せたくない人物だ。野党は言う。「辞めないで長く大臣でいたらいい。その方が内閣支持率が下がる。」資質に問題があるので早く国民の目から消えてほしい。テレビ映像で見るたびに不愉快な気持ちにさせる唾棄すべき人物であると思っているのは私だけではないだろう。細田衆院議長もよたよた歩きなのに辞任せず極めて往生際が悪い。
ネットで見たのだが皇室研究家の高森明勅氏が国葬を評して「天皇の勅使と菅前首相の弔辞意外に見るべきものがなかった」としていた。私の意見と皇室研究家の評がと全く一致していたので大いに安心したものである。
もう一つ岸田首相の迷判断があった。麻生副総理が辞任させなければ岸田首相は瀬戸際大臣を辞めさせられないではないかというコメントまで出てきている。岸田首相は自分の置かれた立ち位置を理解しているのだろうか。すなわち、自分の長男翔太郎を首相補佐官に任命した。その理由は「人事活性化と岸田事務所との連携強化」だという。何のために総理大臣が自分の事務所と連携を強化しなければならないのだ?弱小派閥といくら連携しても国益になろうはずもない。現総理秘書官は岸田事務所の公設秘書に戻すという。
黄金の3年間をもらったのに何もできない日本のリーダーでいるのか?今のままでは名ばかりの首相として歴史に残るだけだろう。このままでは菅待望論が強くなってきますよ。
いみじくも今日の朝北朝鮮のミサイルが東北地方を越えて飛んで行った。官邸のコメントはいつもの定食メニューである。防衛力には金がかかる。GDPの2%というにも財源はどうするのか?増税か何らかの変化をもたらさなければ敵基地攻撃など覚束ない。深紅の優勝旗は何度白河の関を越えてもよいが、北朝鮮のミサイルが東北に向けて発射されるのは迷惑なことである。東京へのミサイル一発で日本の国家機能は麻痺する状況にあるのは厳然たる事実である。
とりあえず、福島県の聖光学園が宇都宮国体で優勝することを祈念することしか私にできることはないのか。
(文責:岩澤信千代)