🗓 2022年10月15日

侵攻前1844発→今月12日609発・・・ロシアのミサイル保有数が減少しているとウクライナのレズニコフ国防相は発表した。

「ロシアの非武装化が進んでいる。」とは彼の皮肉である。半導体や精密機器が西側の制裁で入ってこないので、もはや新たにミサイルを生産できない。同じく弾薬も不足気味で北朝鮮から融通してもらっていると聞く。緊急動員も2週間以内に終わると国内の動揺を抑えるのに必死だ。ウクライナから奪った土地を兵器でなく緊急徴兵した人柱で防衛しようとしている。

もはやプーチンには戦争継続は難しくなっている。振り上げたこぶしをどう下げるか。ウクライナはクリミア半島を含めすべての領土を奪回すると言っている。血を流して獲得した領土を講和の為に返還すると言ったらロシア国民があきれるだろう。

いずれにしてもプー沈は追い詰められている。「核を使用すればロシア軍は壊滅する。」とEUの国防担当者は言っている。ロシアの核使用に対しEU350万人の兵士が動けば確かにロシアの軍隊は滅びる。すなわちプーチンの戦術核の使用というブラフ(おどし)は効果が無くなってきているのだ。クリミア大橋の修復を急いでやれと命令を出したが7か月かかるという。それまでにロシアは修復代金が払えるのか。命じられた建設・橋梁会社もたまったもんでないわな。クリミアがウクライナに奪回されたらロシアとの往来は無意味になる。誰が費用を払うのか?ロシアに金銭的な余力が残っているとは思えない。

余談だが、オリンピック組織委員会の元理事の贈収賄事件の詳細が伝えられているが、賄賂の受け皿のコンサルタント会社は元理事の大学の同窓生でありゴルフ仲間で、その他もろもろの人脈は出身大学に多く絡んでいる。母校愛も悪事に使われたんでは立つ瀬がない。

余談2 某月刊誌によるとIOCのバッハ会長に言われ、高橋理事に引導を渡そうとした森喜朗に対し、高橋理事が机をたたき反撃し、森喜朗が引き下がったと。その時高橋理事の首に鈴をつけておけば、こんな大事にはならなかったのになあ。ラグビー場に森喜朗の銅像を作ろうという一団はもはやあきらめただろうなあ。「晩節を汚す」お手本のような森喜朗だ。早稲田への裏口入学も黙っていればわからなかった。正直者ではあるが。安倍派の後継会長選びに暗躍してないのは偉い。それとも、もはや影響力もなくなったか。

(文責:岩澤信千代)