🗓 2022年11月17日

ポーランド領内にミサイルが落下し、2名が落命した。一番焦ったのはプーチンだろう。もしロシアが発射したものなら集団防衛が発動されロシア対EUの戦争になる。だからロシアの防衛省は躍起になり否定し、ウクライナのミサイルだと声明を出した。

インドネシアで開かれていたG20に参加していたNATO諸国とG7の首脳は急遽会議を開いた。米国バイデン大統領の声明は軌道からロシアのではないと早くから打ち消した。その後。ウクライナの迎撃ミサイルの誤爆と考えられ、一触即発の危機を免れた。EU対ロシアの戦争になるならクレムリン宮殿も爆撃の対象になる。今はウクライナが戦場であるがロシア国内も戦場になりうるし、核弾頭が行きかうことも想起された。誠に恐ろしい世の中である。

鳥羽・伏見の戦いは戦争を考えていなかった幕府軍に対し、攻撃をはじめから考えていた薩長軍の発砲から始まった。新型兵器を携え戦闘準備万端の薩長軍に数では勝る幕府軍はあっけなく敗れた。

ゼレンスキー大統領を単なる喜劇役者であると思い込み。クリミア半島征服の味を占めたプーチンの思い込みからこの悲劇的な戦争が始まった。

今の戦争は一触即発が起こりえることをミサイル誤爆が証明した。

G20はかろうじて首脳声明を出せたが、各国は外交努力を深めていかねばならない。

(文責:岩澤信千代)