🗓 2022年11月21日
岸田首相は寺田総務相の後任の名前を「タケダ」と記者会見と国会で2度間違えて発言した。任命されたのは松本氏である。「タケダ」とは二階派の武田良太元総務相である。そこから首相の意中の人は武田良太だったのではと勘繰る向きもある。
菅首相は安倍晋三の国葬の弔辞で男をあげた。ゴーストライターは岸田首相と同じく今井尚哉ではないかと言われている。首相の弔辞よりも菅の方の弔辞が良かったと誰も思っただろう。
夏までには菅Gが派閥結成かと言われていたが、自民党分裂を想起させると菅元首相自身が見送った。
しかし、今の状況は岸田内閣が自滅しそうな情勢だ。岸田首相と距離を置く二階派(43人)菅G(30人)森山派(7人)を合計すると80人で安倍派に対抗できる勢力ができる。
後継総理の候補者には河野洋平、小泉純一郎、武田良太(二階派の後継者と目されている)らの名前が挙がっている。
武田良太は泥船に乗るのを嫌がって総務相後任を断った可能性が高い。
一方で政治評論家の中には来年5月の広島サミットまで岸田首相は粘るのではという見方をしている人もいる。
いずれにしても、旧統一教会の信者救済法や補正予算の成立など重要案件がどうなっていくのか。敵基地攻撃の防衛戦略の議論と原資はどうするのか、日本を取り巻く状況は待ったなしの状態で国民のリーダーの使命は大である。
(文責:岩澤信千代)