🗓 2022年11月26日

対ドイツ戦の勝利後、同点ゴールを放った堂安律の言葉である。

今の日本政府のリーダーに欠けているのは、この「俺しかいない」という心がけである。不祥事で更迭された寺田総務相の後釜の松本大臣は、前任者の更迭がありピンチで交代したのだから得点しようという気持ちになるのが当然なのだが、すでに居眠りしオウンゴールをしているのと同じだ。

岸田首相は日本代表監督のように適宜を得た選手の配置をしなければならないのに「説明責任をはたしてもらう」と決断の先送りばかりだ。サッカーではそんなことしていたら大量失点で敗退間違いない。茂木幹事長も旧統一教会からみの新法制定で存在感を発揮しようとしているが、所詮岸田文雄を守ろうなどと考えていない。いきなり監督になることを夢見ているだけだ。松野官房長官が「俺しかいない」といくら言っても「比叡山を琵琶湖に投げ込むものだ」と言って安倍派内も国民も相手にしないだろう。

新島襄が京都に同志社大学を創ろうとしたときには比叡山の例えを出し京都雀は皆不可能だと思った。だが出来た。

追加点を取った浅野 拓磨選手は4年前の日本代表戦手に選ばれなかった悔しさをバネに、努力をして今回選抜されて快挙を成し遂げた。7人兄弟で12歳下の妹をかわいがり、家族思いで好漢だ。得点後、経営するパン屋が大繁盛だという。さもありなん。皆が応援しようと思うのは当然だ。野党の支持率が上昇しない現状に胡坐をかいている自民党とはエライ違いだ。

居眠りをしているような大臣を選択した岸田首相と決勝トーナメント出場の夢を与えた森保一監督を比較すれば、どちらの方が日本国民に夢と希望を与えているのだ?

秋葉復興相の影武者(次男)疑惑も本人が認めた。4人更迭したあと2人交代候補がいるというのが今の岸田内閣である。もちろんレッドカードによる退場である。サッカーではレッドカードによる退場選手に補充は出来ない。

最後に大相撲では高安も初優勝間近だ。

国民は逆境に立ち向かい日本国の為に頑張っているのに政治家の体たらくは嘆かわしいぞ。

(文責:岩澤信千代)