🗓 2022年12月05日

3年ぶりに恒例の早明戦を見に行った。人気カードなのでコロナ禍でチケットが手に入らず。K君の大手柄でネットで購入できた。

驚いたのは新横浜から国立競技場まで行くのに便利になったことである。東急東横線から西武池袋線と連結しているので渋谷で乗り換えなくても済んだことである。案内に従い原宿(神宮前)で降りた。神宮前なら国立競技場までは近いだろうと思い、駅で案内地図を見て国立競技場を探したのだが出ていない。歩くのをあきらめて山手線に乗り換え、代々木経由で千駄ケ谷で降りた。千駄ケ谷には津田塾大があり、改札口出て右側の風景は変わらないのだが正面に国立競技場の屋根が見え、前回国立競技場で大学日本一決勝戦を見た時には信濃町から絵画館を通り、遠かった記憶があるが、千駄ケ谷では目の前だ。

驚いたのは電車の乗り継ぎは非常に便利になったことだ。東京を離れて15年になるが鉄道路線図は最早私の頭の中味と様変わりしている。

次に驚いたことは戸外ではマスク着用無用と政府が言っているが100人とすれ違ってもノーマスクは一人しかいなかった。感染者が高止まりしているので各自が自己防衛しているのだろう。

反省会はいつもの新宿で銀座ライオンのビアホールなのだが、こちらは満員でマスクなしで会食している。私はマスク会食で済ませた。経済は確かに動いてるなとはっきり理解できた。

肝心の試合は35対21で明治の圧勝である。余りの不甲斐なさに「東北新幹線の切符代返せ。」とやじったら前列にいた女性が大声で笑って賛同してくれた。調子に乗り早稲田選手のゴールキックが成功したので「五郎丸」と叫んだら。前列の女性も「五郎丸」と叫んだ。てっきり早稲田応援の方かなと思って観戦していた。

試合が終わり、やれやれと退散したら、あっけにとられた。なんとその女性が紫紺の明治の校旗を振っているではないか。弁護士のS君と顔を見合わせ「彼女は明治ファンだった。」と納得して苦笑した。野球の応援団席は1塁側スタンドはどこ3塁側スタンドはどこと決まっているのだが、ラグビーは応援席が区別されていない。校歌を歌う時に立ち上がって旗を振るのだがそれを見るまではどちらの応援団かわからないのである。旗とヤジで識別するしかないのだ。

ちなみに会津に帰り、次期顕彰会会長は明治大学校友会会津支部長なので「明治スポーツ」を帰り際に届けた。どういうわけか早稲田スポーツは配布してなかったので手に入らなかった。試合の前にすでに負けていたのか?いつもは競技場の前で両校が配っていたのに原因不明である。早稲田スポーツは会津稲門会長にいつも渡しているのだが、明治スポーツならあると言ったら、それはいらないとあっさり断られた。

(文責:岩澤信千代)