🗓 2023年01月23日

若元春が関脇昇進しそうだ。そうなれば福島市出身の大波3兄弟の二人が関脇になる快挙である。若隆景の9勝は微妙だ。大関昇進の起点にできるか10勝以上は欲しかった。どうも前半戦の星の取りこぼしがもったいない。福島関係者では栃東以来の大関誕生で強く待ち望んでいる。横綱も夢ではない。福島県出身の横綱はいたのだろうか。甲子園優勝と内閣総理大臣と横綱誕生は針の穴を通るほど難しいことだ。今後の奮起に期待しよう。

話は変わるが、ANNの世論調査では岸田内閣支持率が28%まで下落してきたという。過去の例からすると支持率30%割れは危険水域になっている。原因はわかっている。話を聞くと本人は言っても言行不一致だからである。安倍晋三の国葬決定も閣議で決めってしまった、防衛費増も初めからGDP比2%で進んでしまった。本当に国民の生命を守るにはどうしたらいいのか、何をすべきか、そのためには予算をどれだけ何に使えばよいか議論がされていない。不足分を増税で賄うという安易な考えを国民が支持していないのだ。地方選があり衆院選挙から2年、立憲民主党をはじめ弱い野党のせいでかろうじて首一枚繋がっている。また、自民党派閥力学で次の首相を狙ってやるという野心を持った政治家も見当たらない。私は突破力のある河野太郎に期待しているのだが、オフショア問題中止などの例もあり、後先を考えない不安定さが付きまとう。迎撃ミサイルを船に載せるとなると地上に設置するより膨大な資金が必要だという。危なっかしいリーダーの影を国民は見ているのだろう。

何はともあれウクライナ戦争をはじめ今年は難しい舵取りを日本は突きつけられている。

(文責:岩澤信千代)