🗓 2023年05月26日

東京都内で公明党は自民党と選挙協力はしないと表明した。

維新の躍進で公明党に軸足を置いておく理由が自民党になくなってきた。公明党の発言は今回都内選挙区にのみ限定しており、地方はこれまで通り選挙協力するようだ。連立政権の片割れなので内閣改造になると国交大臣は公明党が出している。

権力に近いところにいるとマスコミの露出度からして政党の宣伝効果があるが野に下るとそのうま味がなくなる。

「是は是、非は非」で対応する維新は国会決議で自民党に賛成する可能性が高い。

だから自民党は有権者数が減少している公明党に未練はない。公明党の現有議席は小選挙区では少ない。小選挙区の働きなくして比例でも勝ち残る可能性は低くなる。

おまけに、首相の息子秘書官が公的な場所である忘年会をやっていたという話まで出てきた。「公私混同」親子は苦戦を強いられている。海外出張に行ったときに公用車でお土産を買っていたという前科があるので「岸田首相は身内に甘い」という評判が立っている。サミットでの支持上昇と公私混同の息子への批判と差し引きしてみるとどうなのだろうか。

今回のサミットの成功は債務上限問題に苦しんでいる米国バイデン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の参加なしでは得られない成果であった。

(文責:岩澤信千代)