🗓 2023年06月24日

 櫻井よしこ先生の講演会当日、郡山まで先生を迎えに行った。会津に向かう車中の話題は長岡藩士43名が会津飯寺において西軍に捕縛され降伏することを拒否したため斬殺されたことなどであった。その中に命乞いをして助かった渡部豹吉の話が出た。命ごいをした理由は同志を厚く葬るためだったのである。埋葬した後豹吉は敵軍に斬られ同志のもとへ旅立った。初めて聞いた話だった。

本会役員の長谷川純一氏に当日受付をお願いしていた。長谷川氏はたまたま長岡藩士顕彰会にも携わっていた。講演前、先生の依頼で長岡藩士顕彰会の資料を用意していただいた。同志を弔った藩士の名前は渡部豹吉で先生の記憶に全く狂いがなかったのには驚かされた。慰霊碑の中にもはっきりと家老山本帯刀の下に刻まれている。

続いて行われた14日の顕彰祭では遠藤由紀子氏に講演をいただいたのだが某新聞の支社長が社説みたいなものに取り上げていた。講師の話が聴衆にどれだけの感動与えるものか改めて実感したものである。櫻井よしこ講演会の聴衆の一人でもあった長谷川さんは以下をフエイスブックで発信した。

おはようございます♪昨日は午後から『櫻井よしこ』さんの講演会に参加させて頂きました。
その中で地元飯寺の先祖たちが長岡藩の方々を丁寧に葬られたお話がありました。櫻井さんも胸を厚くされて、感謝の中で涙をポロポロ流される状況がございました。
改めて、我々の先祖たちがいかに偉大で自分達の家々が焼き尽くされても長岡藩士の熱い志に大切に葬られた事、その思いに自分も感動しました。
これからも長岡藩士顕彰会の活動を支えられるように頑張ります♪