🗓 2023年11月06日
米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」がまとめた全国の世論調査平均によると、ヘイリー氏の支持率は8・3%。トランプ氏の59・3%には遠く及ばず、デサンティス氏の13・4%も下回る。それでも強気を貫けるのは、「序盤州」で人気が高まっているためだ。早期に予備選・党員集会が行われる序盤州は、全米の注目が集まりやすい。(読売新聞)
米国共和党大統領候補は依然トランプ支持が圧倒的である。トランプが大統領になったら世界のリスクになるのは目に見えている。デサンティスはミニトランプで考え方が似通っている。
私の愛読書「文芸春秋」11月号に船橋洋一氏が「トランプ再選は日本最大の「地政学的リスク」という一文を載せている。トランプが大統領になれば、米国の輸入品に一律10%の関税をかけると言ってるらしい。自動車など販売価格を上げざるをえなくなる。当然価格競争力が失われる。また在韓米軍駐留費を5倍、在日米軍駐留費を4倍にしろと言っている。米韓同盟が崩れれば韓国の核保有論が勢いづくだろうとか。
なんとなく狂人トランプの再登場は見たくない現象だ。序盤に突っ走ってヘイリーが共和党の大統領候補になって欲しいものだ。
民主党は老齢のバイデンに激務の大統領職は無理だ。ケネデイ神話はすでに死滅し、ケネデイ候補は話題にもなってこない。民主党にも新星が現れることを期待する。
(文責:岩澤信千代)